2008年12月11日木曜日

極楽豆乳鍋・ゆるり屋@渋谷

火曜日は、気のおけない人たちとまたも鍋。

今回のお鍋は、VVV6 東京Vシュラン2で紹介された
雑誌記者が選ぶ最先端「鍋」のランク1位のお店。

渋谷にある「ゆるり屋 渋谷道玄坂」で忘年会でした。

ランクに入っていたメニューは、
名物鯛柚子鍋、極楽豆乳鍋の2品だったのですが、

今回はそのうちの極楽豆乳鍋と別に鳥柚鍋をオーダー。

極楽豆乳鍋は、行く前に見た写真はこんな感じでしたが・・・

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ふたを開けてみると・・・なんかふわふわしてるのだけ入ってる!!

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まず、メレンゲだけを先に食べて下さいと言われ・・・
メレンゲだけ食べるなんて。まずそ・・・なんて思ったのですが。
食べてみると。みんな「何コレ!!うまいっ」ってなってました。

ただふわふわなだけでなく、
はんぺんのようにしっかりとした食感とお味。

白身のメレンゲを想像して食べたので、
意外な美味しさに驚きました。

鳥柚鍋も、鳥がたっぷりで美味。

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しめのお雑炊もたっぷりの量で食べきれませんでした。

井の頭線からJRへ向かう通路で公開中の

岡本太郎さんの「明日の神話」を見ながら帰路につきました。

先月あたりニュースでも取りあげられていたから
気になっていたのですが、見ることができました。

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制作後30年以上にわたり所在不明となり、
数奇の運命をたどった岡本太郎「幻」の代表作。

あまりのスケールのでかさに鳥肌もの。

岡本太郎さんが、タモリさんと対談してる動画を見ると納得。

確かに、何だコレは!!っていう衝撃を与える作品づくりだ。

まだ若いタモリさんはタジタジ。

「狂ってないと描けないよこんな凄いの。」

自らも絵やイラストを描く相方の言った、尊敬やら嫉妬やら感嘆やら
自分に対するいろんな気持ちが混じった
その一言が印象的でした・・・

たしかに普通の人だったらこんなの描けない。
画家本人からほとばしるエネルギーが絵に現れて

見ているこちらにまで影響してくるような・・・

岡本太郎はやっぱり凄い人だ。

たしかにアート一本で暮らしている人は変わっている人が多い。

知り合いの旦那さん(結構有名な芸術家)に初めてお会いして
挨拶した時、交わった彼の視線が、
自分ではなく内部や骨格や他のモノを見ている気がして
薄ら寒くなったことがあったり。
不思議な印象を抱かせられる方が多い。

でも、そんな相方の描く絵を尊敬したり嫉妬する私もいるのにな。

変わってりゃいいってもんでもない とも思う。笑

人の描けない線を描ける人は、一様に祝福されてるんだと
もっと大切にすればいいのにな。と思う。

いや、祝福とかどーでもいい。やったもん勝ちなんだ。

でも彼は、デザインの仕事を頑張っている。
私はまだ中途半端なところにいる・・・やらなきゃ。

などと、いろんなコトを帰りの電車で考えさせられました。