2009年7月18日土曜日

アートクルージング@銀座

水曜日は観たい展示があったので、銀座へ。
せっかくだからお昼休みのダンナさんとランチ。

歌舞伎座の前で待ち合わせて、久しぶりのエルベへ。
歌舞伎座はあいかわらずカッコいい。
このままの姿でいて欲しいのに・・・
建て替えの前に観に行かねば。



エルベは歌舞伎座の裏からマガジンハウスの後ろ辺りに移転していて
綺麗?になっていたけど、前の雰囲気の方が好きだったかな。

熱くてとけそうな陽気なのに、シチュー。
でもクーラーの効いた涼しい空間で熱々のシチューもなかなか。

私はビーフ&タンのミックスを注文。
シチューと関係ないランチもできてた。美味しそうだったけど、
やっぱりエルベといえばシチュー。



熱々でお肉がごろごろトロトロで濃厚。やっぱり美味しい。
ご飯と一緒に食べても最高。



お腹もいっぱいになったところで、ふたりでメゾンエルメスへ。
名和晃平の個展が06月19日 ~ 2009年09月23日まで開催中。
「名和晃平 / L_B_S 」

名和晃平氏の作品を初めて見たのは、
4年前、ヘルシンキのフィンランド現代美術館・キアズマで。
今回エルメスに展示してあるBEADSより小ぶりの
鹿の頭をモチーフにしたものだったように記憶している。
その時は、綺麗だなぁ。としか思わなかったけど。

今回の展示、メゾンエルメスという場所にあるBEADSは
自然光を受け、よりリアルで不思議な感覚を与えてくれた。
大きな水晶が拡大する鹿の表皮が、飼い犬の表皮とそっくりで
なんだか落ち着かない気持ちにもさせられた。

他にもLiquid、Scumという作品もあって、
とくにLiquidを観ていると、
水槽のなかで絶え間なく産み出され、消える泡のくりかえしが
この世界やいろんなものの本質というか
そういう何かのような気さえしてきて。
3つの作品が相乗効果で刺激をくれて、
いろいろ考えさせらる展示だった。

その後は、資生堂ギャラリーで開催中の
「ヘルシンキ・スクール写真展」へ。

ヘルシンキ・スクールとは、ヘルシンキ芸術デザイン大学の教師、
学生、卒業生たちからなるグループだそうで、
今回の展示は、中堅作家と現在最も期待されている若手作家、
4名の女性アーティストの作品を展示しています。

個人的には、
Susanna Majuri(スサンナ・マユリ)の作品にすごく心惹かれた。



プールの中に写真をいれて上から撮っているのかな?
オフィーリアを思い起こさせるような
観ている側まで水の中に惹き来んでしまいそうな幻想的な写真。

他の作品はこのHPでも鑑賞できます。

思ってた以上に良い展示でした。



ここで旦那さんは仕事へ戻り、
私は、gggで開催中の「2009 ADC展」へ。

いつもの顔ぶれというか、そんな感じのADC。
一所懸命に観たから、グッタリして、G8までは行かず
オペークに寄ってWELEDAのマッサージオイルと
美味しいパンを買って帰宅。

エルベのシチュー・・・
LOVE.