2009年5月9日土曜日

この佳き日に・・・



GWはまったりのんびりだったので
なんだかその感じがぬけず
しかも後半の雨で少し風邪っぴき。

土曜日からやっと晴れてきたので
今週末の旅行にむけて回復してかなきゃ。

ブログもまた放置してたけど
GWにあったことをゆるゆる書こう。

今回のGW、なか日に友達の結婚式があった。
この日は気温25℃。最高にお天気の良い日だった。

午前中浅草神社」で挙式→午後、浅草の茶寮「一松」で披露宴→
夜、青山の「CAFE246」でパーリィと怒涛のスケジュール!

場所は浅草だし、新婦は私に着物の楽しさを教えてくれたひと。
これは着物で行くしかないでしょぅ!!ってコトで
実家から訪問着を送ってもらって朝5時起床で着付けすることに。

訪問着は、母が私の為に、「千總」さんで誂えてくれたもの。
私もいつか自分に子供が生まれたら、同じことができるかな。

訪問着なんて格が高いものは、なかなか着る機会がないから
ちょうど良い機会かもって思ったけど
自分で着るのは本当に大変だった。
着物重いし、帯が分厚いし、固いし。

ちょうど着付けの授業の日だったから、
とりあえず着て教室に寄っていけば、
式の前に先生に直してもらえる算段だったけど、
最寄りの駅まで行った時に心が折れた・・・

補正とかしてたから、5枚くらい着てて
家から駅までの短時間で汗ばむ。
紐をきつく締めすぎていたようで気分も悪くなり・・・

このお天気で着物はマズいと思い直し
急遽、家に戻ってシャワーをあびてドレスに変更。
哀しいかな。写真撮影だけはしておいた・・・



さて結婚式はというと、
私が出席した結婚式の中でベスト1、2を争うくらい
素敵なものだった。

天気は良いし、浅草神社がまず素敵!



建造されてから350年以上経つという社殿は、
世俗から切り離されたような
きらびやかだけど不思議と落ち着きある空間で、
しんとした気持ちになった。
ひんやりとさわやかな風が社殿を通りぬける。

厳かな雰囲気のなか行われる式や、二人の誓いの言葉は、
私にも改めて結婚というものや、相手に対する思いやり
そんな初心を思い出させてくれた。



人力車で登場とかも、ちょっと恥ずかしいけど
素敵な和装に身を包んだ二人が颯爽と現れた時は
良いもんだなぁ。と素直に思えた。
おもしろいくらい観光客の人に写真撮られてたけど。

やっぱり和装、素敵だなぁ。



ドレスに着替えてきたことを後悔もしたけど、
ジリジリ焼けるような日差しのなかの移動中、
やはりドレスで着てよかったと思った。

仲見世通りを移動して披露宴会場の「一松」へ。

こじんまりとした数奇屋造りの一軒家で
お庭も手入れが行き届いていて綺麗だし
料理もちょうど良いボリュームで美味しかった。

なにより、芸者さんを呼ぶというサプライズが良かった。
芸者さんがお酌してまわってくれるのでオジさま方はニコニコ。

芸者さんの舞も素敵だった!



なんだかうっとりするほど綺麗でみとれてしまった。
これが江戸時代なんかで、
行灯なんかのもっとひっそりした灯りの中で踊りながら
流し目なんかされた日には男のひとはたまらないんだろうな。
なんて考えたりしてた。

手足の先まで、視線の先まで神経行き届いてる感じ。凄い!

芸者さんのお遊びなんかもあって
面白かった。かけ声が良い!

「い〜や〜 兄さんお強い、いい男!!」

負けた方が、お酢(本当はお酒)を一気飲み。



夜はライブもあったりして
新郎も歌いだしたりして、これまた楽しく良いパーティだった。

和装と洋装だと、ガラリと雰囲気が変わっておもしろい。



こんなにいい式なのは、二人の人柄だなー。って思ったら
これまた嬉しかった。

まる一日、にこにこしてたらやっぱり疲れたけど。
家に帰っても、やっぱりにこにこしたままだった。