
マッサージが終わった頃、iちゃんが迎えに来てくれて
台北行きの高速バス乗り場へ。
仕事が終わって、明日台北で大きなショーの仕事があるという
iちゃんの彼氏のYさんも合流して皆で乗り込む。
行きは新幹線に乗ってみたかったけど、
帰りはどーしても高速バスに乗ってみたかった。
台湾の高速バスは、日本の高速バスに比べると、
すごく乗り心地が良い!

大きなバスなのに横2席しかなく、広々。
リクライニングもかなりの勢いで効くし、マッサージもできる。
テレビもついてて、映画や音楽がきけて至れり尽くせり。
そして、お値段も新幹線に比べるとすごーく安い。
しかも24時間営業!
4.5時間くらいかかると言われていたから、のんびり
「隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS」を見て、
うとうとしていたら、もう着いちゃって焦った。
とりあえず、次の日の朝ご飯を約束してホテルに戻る。
翌日、台北も良いお天気でなかなかの暑さ。
iちゃんがホテルまで迎えに来てくれて(ありがとう!
朝ご飯へ出発。
朝ご飯を食べたお店の名前は忘れてしまったけど・・・
まだあいていないデパートの中に、たくさん地元の人が並んでる!

朝ご飯は台湾の定番の朝ご飯、豆乳(豆漿)と揚げパン(油條)。
豆漿は少し甘めのものが好き。
パンに油條がはさんであるのには驚いたけど、美味しかった!

その後は、腹ごなしに八徳玉市 (光華玉市) へ骨董を見にいく。

見て回るものの、コレっ!!というものに出会えず早々に撤退。
お次は
「台北當代藝術館」へ。
用事があって別行動をしていたiちゃんと
現代美術館前で待ち合わせていたので、約束の時間まで
近くで買ったタピオカの入ったジュースを飲みながら休憩。
凄く美味しくて、25元(75円くらい)だなんて素敵すぎる。
現代美術館は、何点か良い感じの作品があった。
その後、ランチへ。
iちゃんオススメの
「杭州小籠湯包」へ。

どれもこれも美味しい!かぼちゃ好きの私は、
もちもちとしたかぼちゃのデザートみたいなのがかなりヒット。
あぁ、また食べたいなー。

小龍包はあっさり目で何個でもいけそうな感じ。
ほんとにお店によって味が違って、小龍包は奥深い〜。
その後、迪化街(ティーホワチエ)という、問屋街へ行く。
あまりお店はあいてなかったものの、薔薇のお茶とか購入。
バロック風の古い建物が連なって、味がある雰囲気。

その後タクシーで中山駅周辺へ移動。
台北では、タクシーも地下鉄も安くてうらやましい。
地下鉄は20元(60円くらい)だし、
タクシー初乗り70元(211円くらい)って素敵すぎ。
日本は710円だもんなー。
まず、もとアメリカ大使館を改装したという
「台北の家」へ。
本屋さんもカフェも映画館まで備えていて雰囲気の良い感じ。

そして台北の家の向かいにあった
「jamei chen dialogue」という
器のセレクトショップ兼カフェで休憩することに。
ここはお茶も美味しくて、すごく落ち着ける良いお店だった。
デザートも無添加で手作りらしく、そしてすごく美味しかった!
お茶はお湯を足しにきてくれるし、デザートが3種ついて250元。

iちゃんが台湾に戻るまでは、二人で週末よくお茶をしていて
お互いの近況や、将来の話、仕事のこと、デザインのこと
たくさん話をしていた。
今はスカイプでも話せるのだけど、
なんだか相手が側にいないのが少し苦手。あたりまえなのだけど。
でもスカイプもないと、もっと寂しいかも。
つながってる安心感かな。
久しぶりにiちゃんとソファーでまったり座っていると
昨日河川敷でぼーっとしていた時にも感じた、
なんだかなくしたものを見つけたみたいな気持ちになった。
嬉しくて、少し寂しくもある。穏やかで優しい気持ち。
カフェでまったりして元気を取り戻したところで
気になっていた
「ppaper shop」へ。
HPから借りました。この店を知ったきっかけは、
「ppaper」という雑誌から。
台湾を拠点に国際的な活動を展開している
「Pao & Paws」というクリエイティブ・エージェンシー
が
発行している、台湾のデザインマガジン「ppaper」。
台湾全国の主要な書店、またはセブンイレブンで売っているらしく
値段も99元と安いわりに、デザイン的にも内容的にも秀逸。
もっと買ってくれば良かったかも。

お店自体は発行している雑誌をメインに、
セレクトしたデザイン雑貨や服を扱っている感じ。
センスは良いのだけど、雑誌以外は東京で手に入るものがほとんどで
もっと台湾らしさがあっても良かったかも。なんて思いながら、
東京のインテリアショップ&セレクトショップのレベルの高さを
あらためて感じたり。最近はネットショップも凄いしなぁ。
その後、中山周辺を散策して(中山駅周辺は良い感じだった!
晩ご飯を食べて。
いま、もっとも栄えているという信義信都心へ。
台北101もこの地域にある。
「誠品書店信義店」へお土産を買いに行く。
この本屋は凄い!本屋っていうか・・・
地下2F地上6Fのビルで、書籍売り場は2~4F。
他の階は、インテリアからステーショナリー服飾や食事まで
150軒を超えるショップが入っている。
しかも最低でも22時まで開いてる。
やーいいお店だったなー。
こんな複合施設があれば、そこだけでいろいろ済んじゃいそう。
その後、もう一杯みたいな感じでバーに行くことに。
iちゃんオススメの
「BROUN SUGAR」へ行ってみる。
台北で人気のJAZZ Barみたいで、
外からでもその賑わいを感じれるほど。
ちょうどライブの日だったみたいで、
お疲れモードだし会話もできないかもってことで、
BROWN SUGARの隣のスポーツBarへ行くことに。

仕事を終えたYさんも合流して、まったり飲み。
と思ったら、
iちゃんが私の誕生日の為にケーキを用意してくれていた!
思い返してみると、アヤシい行動の数々・・・
嬉しくて泣きそうになった。
思い出に残る素敵な誕生日になった。
そういえばここ4年くらい、誕生日はぜんぶ海外でだなー。
楽しい時間はあっという間に過ぎて、
明日の朝ご飯を一緒に食べる約束をして二人におやすみを言った。
明日の午後には台湾にさよならしなきゃいけなくて、
だんだん寂しい気持ちも出てきたり。
朝はチェックアウト後に、荷物を預かってもらって
また迎えに来てくれたiちゃんと朝ご飯へ。
この食堂の朝ご飯も美味しかった〜。
台湾でくらしている人達が普通に食べてる朝ご飯。
しかもiちゃんが選んでくれてるところだから、
どこも美味しかった。

その後、「東区(トンチュイ)」と呼ばれるあたりを散策して
お茶屋さんでまったりしたり、本当に楽しい時間はあっという間。
台北の〆に
「鼎泰豐 (ディンタイフォン)」で小龍包とスープを。

鼎泰豐といえば台湾だけど、
北京にいた頃、よく北京の鼎泰豐に食べに行っていて、
そこに、杏仁かき氷というデザートがあって大好物だった。

練乳がかかった
ふわふわのかき氷の上に
もっちもちの杏仁豆腐が
のっているだけなのだけど、
このもちもち感がたまらない
一品。
これを食べたいがために
鼎泰豐に通っていたことも。
密かに、台湾にも杏仁かき氷あるかな?って期待していたのだけど
北京の鼎泰豐にしかないみたいで残念。
あー日本の鼎泰豐にもあればいいのにー!
iちゃんはホテルまで送ってくれて
誕生日プレゼントをくれた。
開けてみると、
私が大好きな上海の
「 Plantane」というお店の食器が!!
Plantaneは、オリジナルの食器やアクセサリーを扱う
永福路127号にある、デンマーク人がオーナーのお店。
お皿やコップなど安くてセンスの良い食器がたくさん。
上海出張にいった際に、
わざわざお店を探して買って来てくれたとのこと。
驚きと、iちゃんの気持ちが嬉しくて不覚にも泣いてしまった。

iちゃんが見送ってくれてバスで空港へ。
あとは家に帰るだけ。
長くて短い台湾旅行が終わった。
iちゃんが誕生日プレゼントにくれた器。
大切に使っています。

お土産に空港で買ったグッドルッキングな中国茶たち。

やっと台湾旅行のことが書けた。
なんだか、書き終えたらしんみりしちゃいそうで
ぜんぜんかけなくて、気がついたら6月になってる。
あーまた台湾いきたいっ。
iちゃんへ。
本当にたくさん案内してくれて、ありがとう。
iちゃんが、私も台湾にいて
仕事終わったら、いつも皆で晩ご飯食べれたらいいのに・・・
って言ってくれた時、私もそう思ったよ。
いつかそんな日がくるといいな。人生長いし。
今は遠い場所にいて、なかなか会えないし、話せないけど
いつもiちゃんが幸せでいられるように祈っているし
iちゃんのことを近くに感じているよ。
また会う時に笑顔でいられるように、お互い毎日を楽しんでいこう。
今度iちゃんが日本に来るときは、私がいっぱい案内するからっ!!